2010年1月アーカイブ

Report Designer3.0でプロンプトを作成するには、レポートを一度BIサーバーにパブリッシュし、作成されたXactionファイルをDesign Studioで編集する必要がありましたが
3.5ではプロンプトの作成からプレビューまですべてReport Designerの中で出来るようになりました。

Report Designer3.5でのプロンプトの作成方法を紹介します。

1.レポートを作成します。

initial report.jpg

 

2.プロンプトに表示させるリストのクエリーをデータエリアで作成し任意のクエリー名を付けます。ここではクエリー名にStore Listと名付けています。

storeListQuery.jpg

pormptList.jpg


3.レポートのクエリーにWHERE句を追加し、
プロンプトで選択した項目のみレポートに表示するようにします。
さらにプロンプトで複数の項目を選択できるようにIN句を使用します。
IN句の波括弧内には任意の変数名を記入します。

where.jpg

4.データエリアでパラメーターを追加しName欄にクエリーのIN句に指定した変数名(store_parm)、Query欄にプロンプトリスト用に作成したクエリーのクエリー名(Store List)を指定します。
parameter config.jpg

5.プレビューでレポートを確認するとレポート上部にプロンプトが追加されています。
以下のレポートではプロンプトでStore Aが選択されておりStore Aの内容のみがレポートに表示されています。
parameterized report.jpg
このようにReport Designer3.5には3.0に無かった便利な機能が追加されています。
 
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MDXクエリを編集することでできるちょっとした小技をご紹介します。


jpivot01.jpg

上記のようなビューで
Measuresに「達成率(実績/予算)」を追加し
値によって色分けをしたい場合、

jpivot02.jpg
MDXクエリエディタを開いて

--------------------------------------------------------------------------
with member [Measures].[達成率] as
        '([Measures].[実績] / [Measures].[予算])',
        format_string = IIf(
                    (([Measures].[実績] / [Measures].[予算]) <= 0.3),
                    "|0.000|style=red",
                    IIf(
                        (([Measures].[実績] / [Measures].[予算]) > 1.0),
                        "|0.000|style=lightblue",
                        "0.000"
                    )
                )
select NON EMPTY {[Measures].[予算], [Measures].[実績]} ON COLUMNS,
  NON EMPTY {[年月日].[全て].[2010], [年月日].[全て].[2010].[1], [年月日].[全て].[2010].[2], [年月日].[全て].[2010].[3], [年月日].[全て].[2010].[4]} ON ROWS
from [forBlog1]
--------------------------------------------------------------------------
【解説】
with member で「達成率」(実績/予算)のmeasuresを追加
format_stringにて条件や背景色を指定

のように編集し

jpivot03.jpg

新たに追加された「達成率」を表示するようにチェックすれば
こんな感じで表示されます。
(100%以上は水色、30%以下は赤色)

jpivot04.jpg


styleをarrow(=up or down)にすると
(100%以上は上向き矢印、30%以下は下向き矢印)

jpivot05.jpg

みたいなこともできます。


先日の記事でのpentaho V3.5のご紹介の通り
Pentahoエンタープライズ版の「アナライザーレポート」がかなり使い勝手がいい感じなため
以前のJPivot(アナリシスビュー)は今後あまり使われなくなるのかもしれませんが、参考までに。


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Pentahoは、単体でもWebサーバーとして機能を持つTomcatを使用しています。
一般的にTomcatは以下の理由により、Apacheと連携することが推奨されています。

  1. 静的なページに関して Tomcat は Apache ほど速くありません。
  2. Tomcat は、Apache ほど 細かな設定ができません。
  3. Tomcat は、Apache ほど 頑強ではありません。
  4. Tomcat は、 Apache のモジュール(例 Perl, PHP, その他)でしか提供していない機能に対する多くのサイトの要望に答えられないかもしれません。

今回はアーカイブインストールしたPentaho3.0(Tomcat5.5)をAJPコネクタを使用してApache2.2を連携する方法をご紹介します。

※Pentahoはアーカイブインストールした場合のみです。インストーラーでインストールした場合はうまく連携できません。
※Apache2.2ではAJPコネクタ(mod_proxy_ajp)がパッケージに含まれているため、Apache設定ファイルとTomcat設定ファイルの設定のみで連携が可能となります。
※以下の手順に記載されるパスは環境に合わせて読み替えてください。

手順① Apache設定ファイル(httpd.conf)の修正

※以下は、ApatcheとTomcatが同一サーバーであることが前提です。

AJP用の設定ファイル(/etc/httpd/conf.d/proxy_ajp.conf)を開き、以下を追加します。

ProxyPass /pentaho/ ajp://localhost:8009/pentaho/
ProxyPass /pentaho-style/ ajp://localhost:8009/pentaho-style/

proxy_ajp.confを編集し終わったら保存して終了します。

(補足)
上記の代わりに/etc/httpd/conf/httpd.confを開き、以下を追加しても結構です。

<Location /pentaho/>
ProxyPass ajp://localhost:8009/pentaho/
</Location>
<Location /pentaho-style/>
ProxyPass ajp://localhost:8009/pentaho-style/
</Location>

httpd.confを編集し終わったら保存して終了します。

手順② Tomcat設定ファイル(server.xml)の修正

/biserver-ee/tomcat/conf/server.xmlを開きます。
ポート「8080」の部分を検索しConnector宣言部分をコメントアウトします。

<!-- Connector port="8080" maxHttpHeaderSize="8192"
               maxThreads="150" minSpareThreads="25" maxSpareThreads="75"
               enableLookups="false" redirectPort="8443" acceptCount="100"
               connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" useBodyEncodingForURI="true" / -->

さらにポート「8009」のAJPのConnector宣言部分を以下のように設定します。

<Connector port="8009" maxThreads="150"
               enableLookups="false" redirectPort="8443" protocol="AJP/1.3"
               connectionTimeout="20000" useBodyEncodingForURI="true" />

※8080のポートを使わなくなったため、PentahoのBase URLも8080を削除する必要があります。

手順③ 動作確認

Pentaho(Tomcat)とApacheが起動している場合は両方終了します。
Pentaho(Tomcat)を起動させます。(起動するまでしばらくお待ちください。)
Pentahoが起動した後、Apacheを起動します。
※完全にTomcatが起動していない状態でApacheを起動すると失敗する場合があります。その場合はApacheをしばらく待ってから再起動してください。

両方が正常に起動したらhttp://(localhost)/pentaho/にアクセスします。
無事、Pentahoのログイン画面が表示されれば完了です。


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KSKソリューションズ Pentahoチーム
デモサーバーをV3.5に更新しました。V3.5では簡単にレポート作成が行えるレポートデザイナーが刷新された他、多次元分析機能、ダッシュボード機能が強化され、直観的な操作で分析レポートやダッシュボードが作成できるようになっています。

●V3.5強化された機能

【レポートデザイナーの機能向上】
- ツール操作性の向上
     ウィザードによる簡単な操作
     デザインタブによる精緻なレポートの作成
     SQL記述の必要なし
- 多様な表現
     レーダーチャートなど対応グラフの追加
     スパークラインやバーコードの対応
     対応関数の増加
- データソースの拡張
     JDBC
     Metadata
     Excel
     Kettle(ETL)
     Webサービスなど

【アナライザーレポート】(EE版のみ)
- キューブを使用した多次元分析レポート
     ドラッグアンドドロップによる軸の設定
- 柔軟で多機能なビューワー
     ドリルダウン/ドリルアップ
     自由なフィルター
     さまざまなグラフ表現
     OLAPエンジンMondrianとの統合

【ダッシュボードデザイナー】(EE版のみ)
- GUIによるダッシュボードの作成
     テンプレートによる簡単な設計
- さまざまなコンポーネント
    ダッシュボード・ウィジェット
    フラッシュチャート
    テーブル
    キューブやレポートとの統合
    メタデータとの統合

ぜひこれらの新機能をお試しください。詳細の説明やデモンストレーションのご希望がございましたらお気軽にPentahoサイトまたはKSKソリューションズまでお問い合わせください。

puc.JPG


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