2010年2月アーカイブ

アナリシスビュー(JPivot)にて

001.jpg

上記のような情報で、

例えば、2009年度のもののみ参照したい場合は、
OLAP Navigatorより
002.jpg

とすれば

003.jpg

当然、このように見えます。

が、
この年度を変更してみる操作で
OLAP Navigatorを毎回開いて、クリックして・・・
がめんどくさい。
いつもやる操作なんだから何かいい方法はないか。
そんなときは
デザインスタジオを使用し「プロンプトから選択する」
(今回の例では年度のみ選択)
というような設定ができます。

まず、
上記の2009年度の情報を表示した状態のものを保存します。
006.jpg

保存したフォルダには
007.jpg

xactionという拡張子で保存されてます。

これを

デザインスタジオで開いて編集します。
(日本語がある場合はUTF8設定にすること)


INPUT情報である年度(year)を作成します。

008.jpg


Process Action:Relational にて
年度リストをDBより取得する
(この場合はtimeディメンジョンテーブルにあるyearを取得)

009.jpg


Process Action:Promptにて
プロンプトの表示設定
(上記で取得してyear_listを指定)

010.jpg


プロンプトで指定された値(year)をMDXクエリに渡す
(year変数をセット)


もともと2009年度を表示していたMDXクエリ
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
select NON EMPTY {[Measures].[予算], [Measures].[実績]} ON COLUMNS,
  NON EMPTY {[ymd].[all].[2009], [ymd].[all].[2009].Children} ON ROWS
from [forBlog1]
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
これを

↓↓↓↓↓

プロンプトで選択されるINPUT情報を変数として設定
{year}の形でセットする。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
select NON EMPTY {[Measures].[予算], [Measures].[実績]} ON COLUMNS,
  NON EMPTY {[ymd].[all].[{year}], [ymd].[all].[{year}].Children} ON ROWS
from [forBlog1]
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

011.jpg


このように設定したxactionファイルを
ユーザコンソールより起動すると

012.jpg

このようにプロンプト画面となり
年度を選択することで

005.jpg

とか

003.jpg

のように

切り替えて表示できるようになります。



Pentahoエンタープライズ版では、シングルサインオン(以下SSO)が実現できます。これにより、セキュアでスムーズな社内システムとの連携が可能となります。一般的にSSOには、以下の3つのメリットがあります。

1.ユニークなアカウントによる複数の認証をまとめて処理
ユーザーは、各システム毎にID/パスワードを入力する必要はなくなり、アプリケーション間の壁を意識することなく使用することができます。
2.セキュリティ (パスワード盗用)
パスワードをアプリケーションに渡さないため、パスワードのプロテクトができます。認証の仕組みを考えることなく開発できるため、アプリーションがシンプルになります。
3.ディレクトリデータベースとの連携

LDAP, database, MS Active Directory, X509 certificatesなど、既存のディレクトリサーバと連携できます。

SSOのための仕組みはさまざまな方法がありますが、Pentaho BI Suiteでは、同じくオープンソースのCAS(Central Authentication Service)を採用しています。CASには以下のメリットがあります。

1.セキュリティ
 パスワードがアプリケーションに渡らない
 チケットの使用
2.ポータビリティ
 Java, Perl, JSP, ASP, PHP, PL/SQL, Apache modules
3.開発と導入
 米国イェール大学により開発
 世界中で使用されている
 ACEGI(Pentaho認証・認可の仕組み・現在Spring)との親和性
4.J2EE platform
 軽量なコード (約1000行)
 オープンソース


・単体システムとの連携(クリックで拡大表示します)
SSO_pentaho.JPG


・LDAPなどディレクトリサーバとの連携
(クリックで拡大表示します)
SSO_pentaho_LDAP.JPG

構築には、Pentahoエンタープライズ版Manual Deploymentのディストリビューションが必要となります。「検討したいがどうしたら良いか分からない」「こうした連携も可能か?」など、ご質問などがございましたら、Pentaho日本語サイトよりお問い合わせください。


★Have a great Open Source Day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム


2月2日(火)~3日(水)の2日にわたり、東京の新橋にて「Pentahoオープントレーニング」を開催させていただきました。
1日から2日未明にかけて雪となり、非常に足元の悪い中ご参加いただき有難うございました。
また、長時間お疲れ様でした。

今回のオープントレーニングは、最新バージョンであるPentaho3.5を採用致しました。
トレーニングはコミュニティエディションで行っておりますが、3.5で強化された機能はなんと言ってもレポートデザイナーです。
(エンタープライズエディションでは、アナライザレポートやダッシュボードデザイナーも強化されております。)
今回トレーニングにご参加いただきました皆様は、レポートーデザイナー3.5の機能や操作性を十分体験できたのではないかと思います。

レポートデザイナーのトレーニングタイトルを少しご紹介します。
  • ウィザード・・・テンプレートを用いてウィザード形式でレポートを作成していきます
  • 様々なデータソース・・・データベース、Excel、メタデータなど様々なデータソースでレポートを作成していきます
  • パラメータとプロンプト画面・・・プロンプト画面で選択したパラメータから動的に表示するレポートを作成いきます
  • レイアウトテクニック・・・様々なレポートデザインのテクニックをご紹介します
  • 計算フィールド・・・計算式や関数を用いたレポートを作成していきます
  • 条件付きスタイル・・・設定した条件ごとにスタイルの異なるレポートを作成していきます
  • ハイパーリンク・・・リンクでドリルダウン分析できるレポートを作成していきます
  • サブレポート・・・サブレポートに表やグラフを設定し、経営ダッシュボードのようなレポートを作成していきます
  • HTMLとJavaScript・・・レポートにHTMLやJavaScriptを埋め込んだレポートを作成していきます
トレーニングにご参加いただきますと、レポートデザイナーを使用して様々なレポートが生成できるようになります。
もちろんレポートのほかにも、ETLやOLAPキューブ、メタデータ、BIサーバーの運用などPentahoBIをスイートとしてお使いいただけるようになります。

次回Pentaho3.5オープントレーニング(東京会場)は、4月~5月の間で予定しております。
詳細な日程が決定しましたら、弊社ウェブサイトでご連絡致しますのでご期待ください。

★Have a nice Open Source Day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム

Pentahoのクライアントツールの一つであるレポートデザイナーですが、バージョン3.5にアップグレードされてから大幅に機能が追加されています。その一方でメニューバーやプロパティの設定部分にずらりと英語が並ぶので、少々疲れてしまうかもしれません。

コミュニティエディションをお使いの方は、すべて英語で使いづらいと思われるかもしれません。Pentahoレポートデザイナー3.5の完全ローカライズは2010年春頃になります。それまで、英語を和訳しつつレポートデザイナーを使用することになります。以下に参考情報を記載します。

 

●通常の単語検索

まずメニューバーですが、Distribute(割り付け)、Preferences(設定)のように意味を知りたい言葉が1語のみの場合は、辞書サイトや検索エンジンで調べてIT用語の欄や記事を見ると意味が見つかります。しかし2語3語が連なっていると、訳を探すのが難しいかもしれません。

たとえば、

Row-Banding=各行ごとに交互に色をつけて、縞のようにする。主に行の境目を分かりやすくし、レポートを読みやすくするために使用。

Snap to Elements= 要素(タイトルラベルやチャートetc.)どうしを近付けるとマグネットのように端と端がくっついて整列しやすくなる機能。

これらの単語はIT分野での意味と日常語としての意味の両方を持っているので、正確な意味をとらえるのが難しくなります。

 

●プロパティの意味を調べる

次にレポートデザイナー右下にある英語だらけのプロパティの設定エリアですが、こちらは英語の知識よりもCSSの知識があれば問題ありません。チャートで使用するプロパティに、難解なものが含まれているのでいくつか紹介します。

まず、Attributeタブのプロパティですが、

start-angle=これは円グラフの開始角度を設定します。多くの方は時計で言うと12時方向から円グラフを作成されるかと思いますが、時折3時の方向から開始するものを見かけます。値は0~360の整数です。

counter-clockwise=反時計回りで円グラフがプロットされることを示しています。counter(反-)もclockwise(時計回り)もよく見かけますが、結局時計回りの円グラフにするには値をfalseにするので、「反時計回り、じゃない」といった意味合いになり少しややこしいかもしれません。デフォルトはfalseになっています。

スタイルタブの方も同様に検索すると大まかな意味が分かります。

Pentahoからローカライズ用ファイルが提供され次第、KSKソリューションズにてローカライズ作業を行う予定ですので、Pentahoレポートデザイナー3.5ユーザーの方は今しばらくお待ちください。


★Have a nice Open Source Day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム

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