アジャイルソフトウェア開発というソフトウェア開発の手法がありますが、Pentahoでもこの手法でBIの開発に着手しています。PentahoのプリセールスVPのMichael Taralloのブログで解説されていますのでご紹介します。
原文はこちら :
http://michaeltarallo.blogspot.com/2010/04/being-agile-with-pentaho-business.html
"「アジャイル- Agile-」であること" があなたの意思決定を支援します
まだ多くの企業ではBIのストラテジーを標準化できていません。例えば多くの企業でスプレッドマート(Excelの百貨店)状態になっている話をよく耳にします。これらの企業では、BIソリューションを実装しない方法に基づいて紙ベースのソリューションを行っています。「スプレッドマート」は多くの場合、時間がない、予算がない、BIソリューションのデプロイメントが遅いなどといった場合に、代替ソリューションとして使われます。
日々、多様な側面からPentahoのソフトウェアが多くの悩みを解決できることをコンサルティングさせていただいていますが、お話を伺うとビジネス上のニーズが見えてきます。彼らは、複数の部門が個別に持つデータソースを一元管理することだけでなく、コストを削減し、利益を増やし、競争力のある製品やサービスを提供したいと思っています。もちろん可能であれば、コストパフォーマンスよくこれらを同時に叶えたいと考えています。
だからこそ、著しいコスト削減を可能にするコマーシャルオープンソースのソリューションを検討するのです。コスト以外では、Pentahoと商用BIベンダーとはどういった違いがあるのでしょうか?
ほとんどの場合、商用BIベンダーが提供するものはすべて同じようにみえます。表面的な部分は特にそうです。では、これらを差別化する基準とは何でしょう。
まず、これは私の習慣なのですが、不必要な機能や関数に惑わされないようにしています。その代わりに、そのBI環境が統合された現代的なアーキテクチャになっているかどうかを深く見ていくことをお勧めします。アーキテクチャはオンプレミスとクラウドの両方でセットアップできるものであることを推奨します。アジャイルデプロイメントを含む要素では、使いやすさとスケーラビリティが主な要素になります。その他の点では、サービス、サポート、付帯事項やトレーニング関連の違いが含まれます。単一のプラットフォームでしか使用せず、IT部門でしか変更できない魅力的なダッシュボードにどんな意味があるでしょうか?
これらを踏まえると、そのBIソリューションがあなたの本来の目的を満たしてくれるかどうかによって製品を決めるべきだと思います。ことわざにあるようにBeauty is only skin deep(外見の美しさなど皮ほどのものである。)ということなのです。
全体像をはっきりさせるために、いくつかの用語についてブレークダウンしていきましょう。
最初に「ビジネスインテリジェンス」という言葉について簡単に説明します。
一般に、ビジネスインテリジェンスという用語は新しいものではありません。私が生まれるよりもっと前から存在しています。BIとは製品でもシステムでもなく、プロジェクトではない活動であると考えられます。この用語はアーキテクチャ、アプリケーション、データベース、そしてそれらを使用する時の活動と結びつきます。1958年、IBMの研究者であるHans Peter Luhnが論文の中でbusiness intelligence(ビジネスインテリジェンス)という単語を使用しました。彼は「望む目的のために行動を導くように、そこにある事実の相互関係を理解する活動である。」と定義しています。1989年Howard Dresner(後にガートナー・グループのアナリスト)はBIを「事実に基づいたサポートシステムを使用することで、業務の意思決定を改善する概念と手法」を表す包括的な用語として提案しました。この用法は1990年代後半までには広まり、およそ20年後の現在の世の中では、ビジネスインテリジェンステクノロジーは日に日に一般的なものになってきています。
次に「アジャイル- Agile-」という言葉についてです。まず名詞として、次に形容詞として見ていきます。アジャイルソフトウェア開発とは、反復型開発に基づいたソフトウェアのメソドロジー(方法論)です。IT部門、ビジネス部門または他のクロス機能のチーム間のコラボレーションを通して、要求とその解決法を進化させます。形容詞としての「アジャイル- Agile
-」は単に、少ない労力で素早く移動することを意味しています。
この二つの単語を組み合わせたアジャイル・ビジネスインテリジェンスとは、ビジネスインテリジェンスを使用するユーザーとのコラボレーションをしつつ、ビジネスインテリジェンスアプリケーションの開発をアクティブに、素早く、簡単に、繰り返し行うことを指します。
PentahoのアジャイルBIは、ユーザーからの増えていくニーズにもっと対応できるようにさらに多様なスキルを持った開発者を増やしていくことにつながります。これによって情報が消費され、消費される方法も短い時間で修正されることは確実です。
PentahoアジャイルBIは、アクティビティの基盤として提供される一つに統合されたデプロイメント環境のもとで、ETL(データの移動と変換)、Visualization(データの視覚化)、そしてData Modeling(ビジネスレイヤの構築)をまとめて提供します。この方法論の適用はユーザーと開発者の両方にとって大きなメリットがあり、結果的にBIの成功を確実にします。
ビジネスインテリジェンスとアジャイルデプロイメントは新しい概念ではありません。しかしこれらを組み合わせると組織・企業に効果的なBIアプリケーションを提供することが可能なのです。
★Have a nice Open Source Day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム