2011年4月アーカイブ

olap4jがV1.0としてリリース

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先日、オープンソースのOLAPエンジンのスタンダードであるMondrian(モンドリアン)のチームより、olap4jがver1.0としてリリースされました。

olap4jは、MondrianのチーフアーキテクトであるJulian Hyde(Pentahoのテクニカルボードメンバー)が4年前にプロジェクトを始めたものです。すでにVer0.9台のものはPentahoにも組み込まれていますが、Ver1.0となりさらなる安定化と強化が図られています。

olap4jとは、OLAPサーバーのための共通APIです。例えるなら、データベースにおけるHibernateフレームワークみたいなものでしょうか。分析アプリケーションからみるとolap4jだけに接続すればよく、個々のOLAPサーバーを意識する必要がなくなります。またユーザーにとって見ると、優れた分析アプリケーションにスイッチしやすくなります。

olap4j_archi.jpg

http://www.olap4j.org/

Mondrianは、その機能とオープン性により、オープンソースOLAPエンジンのスタンダードとなりました。olap4jの成長により、今後さらに優れた分析アプリケーションが登場しそうで楽しみです。


★Have a Great Open Source Day★
KSKソリューションズPentahoチーム

認知度アップの証し:FUD

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今年に入って"Pentahoは日本語化が不十分という話を聞きました"という種類のご相談を受ける機会が増えました。他には"サポートが弱い、実績に乏しい"などもあります。
どうもCE(コミュニティエディション、サポートのない無償版)と混同されているのかなと思ってよく伺ってみると、競合製品提供者が話していたということでした。

これは、FUDと言われるマーケティング手法で、新しくてよいものが出てきた時に不安を煽るもので、1992年頃のSAPや1998年頃のBusinessObjectsでも同様の話をよく聞きました。
いよいよ市場で認知度が上がってきた証拠であり、本格的に広がる兆しとなります。
fuan.gif

弊社が毎月実施している紹介セミナーでも競合製品をメインに扱う会社様より複数名のご参加を頂いておりますし、データベースでは前回Infobrightの直接競合であるIngresVectorWiseをご紹介させて頂きました。

日本ではBI活用はまだ一部の企業に限られており、(BIに成功した会社は誰もが知る急成長優良企業が多いです)もっともっと広げる必要があります。
BI全体の認知度を更に上げ、何よりもお客様のプロジェクトを安価に成功させるため、各社のBI製品が切磋琢磨しつつ広がればよいと思います。

★Have a nice BI product★
KSKソリューションズ Pentahoチーム

先日、Pentaho Open BI Suite3.8が米国でリリースされました。今回のバージョンアップにおけるハイライトをご紹介します。


ガイド付き分析レポート








前バージョンのBI suite 3.7では、レポーティングのハイパーリンク機能が実装されましたが、新バージョンの3.8では分析(アナライザー)レポートやアクションシーケンスでも利用可能になり、Pentahoの各コンテンツや外部URLへのリンクが簡単できるようになりました。

これにより、例えば、「分析(アナライザー)レポートで、2~3クリックで製品売上のサマリーを表示、全体像をつかんだ後、詳細の製品在庫レポートへドリルダウンして、実際の在庫状況を確認する」などの操作がよりスムーズに行えるようになります。


ダッシュボードのコンテンツリンク








Pentahoダッシュボードデザイナーでも、このハイパーリンク機能が実装され、完全に統合されるようになりました。

これによりダッシュボードのフィルターやチャート、テーブル等のコンテンツ同士をシームレスに連携できるようになります。こうしたパラメータはすべてブラウザ上から設定することができ、ブラウザ上でダッシュボードの作成が完結できます。

さらにフィルターUIの種類(ラジオグループやチェックボックス、カレンダー、ボタンコントロールetc)も追加され、ユーザーが選択しやすくなっています。


データ取得をせずに分析レポートをデザイン







PentahoOLAPのビューワー、分析(アナライザー)レポートは、使いやすいデザインとドラッグ&ドロップでの操作性で高い評価を得てきました。

しかし、バックエンドでは都度SQLを発行するため、DBサーバー側に負荷がかかるという問題がありました。

3.8ではお客様からのフィードバックに基づき、デザインを行ってからデータを取得することが選択できるようになりました。これにより、データのトラフィックを抑えて、特に大きなレコードに対するレポート表示時間を短縮させることができます。

簡単なHadoop MapReduceジョブのデザイン





BI Suite3.8では、Pentaho(ETL)データ統合4.1.2が提供されます。いくつかの問題解決とパフォーマンス改善が行われています。またHadoopのMapReduceジョブを簡単にデザインできる機能が追加されています。

さらに、データ変換Job ExecutorステップでCombinerとして使用するデータ変換を指定できるようになり、PDIベースのMapReduceジョブを最適化できるようになりました。


現在、KSKソリューションズにて日本語化を進めております。日本語版のご提供は、2011年5月頃を予定しております。お楽しみに!


★Have a Great Open Source Day★

KSKソリューションズ Pentahoチーム


Pentaho紹介セミナー開催

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本日、毎回好評となっていますPentaho紹介セミナーを開催いたしました。
震災の影響もなくいつものように満員御礼で、誰もが知る大手企業の皆様にも多く参加頂きました。

また、今回はニューシステムテクノロジー様に協賛いただきBIの高速化に適したカラム指向型DBであるIngres VectorWiseのご紹介もさせて頂きました。
seminar.jpg

IngresVectorWiseは弊社の扱うInfobrightと競合ですが、Pentahoのパートナーでもあります。

欧米で注目を集め実績を広げている最新のBI/BA関連製品を日本にご紹介するのは弊社の得意分野であり、熱心にメモをとられたり個別質問も多いのが本セミナーの特徴となっています。

次回開催は5月10日の予定で、オープンソース系データマイニングのRapid-i製品もご紹介いたします。
ぜひこちらからお申込み下さい。

★Please join and enjoy our seminar★
KSKソリューションズ Pentahoチーム


このブログを参照されている皆様、震災の影響はいかがでしょうか?
弊社がお付き合いさせて頂いております小売業様でも2店舗が流され20店舗が休業中、通信業様でもインフラ復旧等で全社的な影響がみられます。

しかし悲観的な話ばかりではありません。
地理的に地震や津波、火山活動など自然災害の多い国土に住む私達日本人は歴史的にも幾多の困難を助け合いながら乗り越え、さらに発展してきたDNAを持っています。
助け合い.jpg
いつどこで何が起こっているのか、何がいくつ必要なのかなど、震災からの復興を含めて正確で迅速、変化に対応できる情報システムのニーズと重要性は更に増加すると思います。

IT業界でもイベントの中止や延期が相次ぐ中、弊社は明日4月5日のセミナーを通常どおり実施させて頂きます。

元来オープンソース系の人達は助け合いの気持ちが強く、こんな時こそ低価格で実現できるオープンソース技術を利用したBIシステムで企業が元気になるお手伝いができればと思います。
shakehands.jpeg
引き続き、PentahoとKSKソリューションズをよろしくお願い申し上げます。
★Have a nice open source day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム


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