先日、Pentaho Open BI Suite3.8が米国でリリースされました。今回のバージョンアップにおけるハイライトをご紹介します。
前バージョンのBI suite 3.7では、レポーティングのハイパーリンク機能が実装されましたが、新バージョンの3.8では分析(アナライザー)レポートやアクションシーケンスでも利用可能になり、Pentahoの各コンテンツや外部URLへのリンクが簡単できるようになりました。
これにより、例えば、「分析(アナライザー)レポートで、2~3クリックで製品売上のサマリーを表示、全体像をつかんだ後、詳細の製品在庫レポートへドリルダウンして、実際の在庫状況を確認する」などの操作がよりスムーズに行えるようになります。
Pentahoダッシュボードデザイナーでも、このハイパーリンク機能が実装され、完全に統合されるようになりました。
これによりダッシュボードのフィルターやチャート、テーブル等のコンテンツ同士をシームレスに連携できるようになります。こうしたパラメータはすべてブラウザ上から設定することができ、ブラウザ上でダッシュボードの作成が完結できます。
さらにフィルターUIの種類(ラジオグループやチェックボックス、カレンダー、ボタンコントロールetc)も追加され、ユーザーが選択しやすくなっています。
PentahoOLAPのビューワー、分析(アナライザー)レポートは、使いやすいデザインとドラッグ&ドロップでの操作性で高い評価を得てきました。
しかし、バックエンドでは都度SQLを発行するため、DBサーバー側に負荷がかかるという問題がありました。
3.8ではお客様からのフィードバックに基づき、デザインを行ってからデータを取得することが選択できるようになりました。これにより、データのトラフィックを抑えて、特に大きなレコードに対するレポート表示時間を短縮させることができます。
BI Suite3.8では、Pentaho(ETL)データ統合4.1.2が提供されます。いくつかの問題解決とパフォーマンス改善が行われています。またHadoopのMapReduceジョブを簡単にデザインできる機能が追加されています。
さらに、データ変換Job ExecutorステップでCombinerとして使用するデータ変換を指定できるようになり、PDIベースのMapReduceジョブを最適化できるようになりました。
現在、KSKソリューションズにて日本語化を進めております。日本語版のご提供は、2011年5月頃を予定しております。お楽しみに!
★Have a Great Open Source Day★
KSKソリューションズ Pentahoチーム



