2011年7月アーカイブ

今月はお問い合わせを頂く案件が非常に多く、Blog更新が少なくなってしまいました。
どんな案件があったかというと、以下のように分類されます。

1)既に導入している旧世代のBIシステムからの移行、拡張案件
  a)ユーザーに使われなくなったシステムの掘り起こし
  b)サポートされなくなった製品のリプレース
  c)コストをおさえつつ大規模展開へ
2)Excelメインでのデータ、情報管理が数100に散らばり
 統合利用が破綻しかけておりDWH構築をしたいという案件 
3)ネット系企業、システムの分析ニーズ対応

今回はこの中からExcel系のお話です。

DWHの世界には "one and only one version of the truth"という言葉があります。
"唯一の信頼できるバージョン"を維持するのが重要という意味で、やっかいで面倒な
仕事であり継続が必要です。

Excel発展系の場合、データの変更を手軽にしたいというユーザーニーズがあり、
難易度を高めます。

ExcelをBIのフロントにするのは、BIコンサルタントでも容認派と否定派に分かれます。
私は否定派ですが、お客様がどうしてもという場合はレポートの最終工程でダウン
ロードしてExcel利用をご提案します。

更新はあくまで基幹系システムで実施し、BIは情報系DWHから参照を原則としたい
ところです。
オペレーショナルBIとして連携したい場合はフロントUIの遷移で工夫するのがよいと
思います。
dwh.jpg
正解は1つではありませんがご参考まで。
★Have a nice BI system★
KSK Solutions Pentaho Team

BIはキャズムを越えたのか?

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皆さんはキャズムを御存じでしょうか?

ハイテク業界において新製品・新技術を市場に浸透させていく際に見られる、初期市場からメインストリーム市場への移行を阻害する深い溝のことです。
16%理論という名前もあり、初期購入者であるイノベーターとアーリーアダプタ(16%)と、一般購入者であるアーリーマジョリティとの間にある越えるのが困難な溝です。
crossing_chasm.gif

そもそもBIソフトウェアの市場規模がどの程度かという話もありますが、私はポテンシャルは社内でPC(又は携帯端末)を使うすべての人でExcelと同じように普及しておかしくないと考えています。

大手ベンダーのBI製品は登場して15年以上経過しているにもかかわらずIT業界内でさえ利用していない人がいるという現状では、キャズム越えに失敗した製品なのかもしれません。

1ユーザーあたり20万円以上かかる製品では"普及"というより特殊用途となってしまうのは仕方ないと思いますが、"情報活用"、"見える化"は社内利用ユーザー数がキャズムを越えてこそ効果があるのではないでしょうか?

Pentahoのような安価で全社展開可能なアーキテクチャのBI製品にはキャズム越えのポテンシャルがあると思います。

★Have a nice open source BI day★
KSKソリューションズ Pentaho Team

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