2012年12月アーカイブ

Pentaho 4.8 Geo Map(地図連携)機能

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1月にリリースするPentaho4.8日本語版ですが、GoogleMap等との地図連携も大きなポイントです。

簡単にいうと、いままでこう見えていたアナライザー(分析)レポートが、
analyzer_table.JPG

クリック一つでこう見えるということです。(Google Map Physicalで表示)
googlemap.JPG

さらにうれしいのは、GoogleMap以外にもOpen Street Mapに対応していること!
GoogleMapは優れた地図サービスで商用利用も可能ですが、問題はクローズドな環境で使用できないことです。(使用するためにはGoogle社と有償エンタープライズ契約を結ぶ必要があります。)
しかし、BIツールの場合は、売上情報などセンシティブな情報を表示することが多く、このライセンスが制限となってきました。そうした背景から登場したのが、Open Street Mapです。平たくいうと、オープンソースの地図サービス。日本でもOSM Japanによってすすめられており、その品質が高まっています。

同じものを、Open Street Mapで表示。右上のボタンで切替可能。
ossmap.JPG


一足早くソフトウェアを試してみたい方は、弊社のダウンロードサイトより、Pentaho4.8無料体験版をダウンロードできますので、ぜひお試しください。(日本語パッチやドキュメントのリリースは2013年1月中下旬となりますことご了承ください)

Tech Tips:
Geo Map登場により、ディメンジョンにGeography Dimensionができ、位置情報を指定できるようになりました。具体的には、大陸<continent>,<country>,<state>, 都市<city>, 郵便番号<postal_code> 緯度<latitude>  経度<longitude>で指定します。

上記は、都道府県別ですので、こちらなどを参照して、Mapの緯度経度をETLデータ変換でデータマートのディメンジョンテーブルに取り込み下記のように指定して表示しています。
dimension_prefecture.JPG


詳細に知りたい方のための参考サイト1
詳細に知りたい方のための参考サイト2

英語の苦手な方は、申し訳ございませんが、弊社の日本語ドキュメントがリリースされるまで、少しお待ちください。

★Have A Nice Open Source Year★
 KSK Analytics Pentaho team

今年のキーワード ANALYTICS

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年の瀬となり、"今年の漢字"や"流行語大賞"、"トップ10ニュース"などが盛んな時期ですが、今年そしてさらに来年大きく伸びるIT業界キーワードが"ANALYTICS"です。

大手ベンダーの宣伝広告を見る機会も増えていますが、オープンソース系BI/BA製品を扱う弊社でも以下のような動きがありました。

Pentaho名称
現在日本でご利用いただいているPentahoEE4.1はBI Suite,BI Serverですが、11月にリリースされ、来年1月に日本語対応リリースさせて頂く予定の新バージョン4.8では Pentaho BA Suite, BA Serverとなります。
BAlogo.png

社名
6月1日より旧社名株式会社KSKソリューションズより新社名 株式会社KSKアナリティクスとなりました。
KSKtitle.jpg

2013年の弊社始業は1月7日(月)となります。

引き続きクラウド化、ビックデータ対応、アナリティクスへとご要望とステージに応じた投資対効果の高い製品とサービスを提供させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。

よい新年をお迎えください。
★Enjoy your nice new year holidays★
KSK Analytics Pentaho Team
ユーザーに活用されるBIシステムを構築するためには、データ準備と整理に全体の7-8割以上の時間と労力がかかります。また、BIフロントのレスポンスをよくするためにはDB製品と設計が重要です。

ここで大活躍するのがPentaho Data Integration。
簡単なテストをしてみました。

60万件の明細データを集計のための2つのマスタに引当て、DWHに投入する処理を下図のように組みました。
spoon-tableoutput.jpg
使用したデータベースは高速検索に特化したInfobrightで、テーブル出力では1分45秒かかりました。
(ハードは8GBメモリのノートPC)

同じ処理をバルクロードにしたところ、40秒で完了しました。2倍以上高速です。
spoon-tableoutputBulk.jpg
この後、Excelで2.2GB(800万件)のデータをロードしましたが、圧縮されて93MBになりました。

検索スピードは別のPCで実施したMySQLの10-100倍のレスポンスが得られ、高速カラムストアRDBMSの力を実感しました。BIフロントツールのバックにあるRDBはカラムストア型を強くお勧めします。

★Have a nice BI and DB product★
KSK Analytics Pentaho Team

企業にとって、ソフトウェアへの投資価値はどのようにはかるべきでしょうか?

通常の会社組織では、ソフトウェア(システム)の価値はユーザーが使いこなした結果もたらされる利益、節約できる時間やコストに他なりませんので、経営層にとって導入の判断基準は"いくらで何ができるようになるのか?"です。

以前、Pentaho導入をスクラッチ開発のプロジェクトと比較したいのでソースコードのライン数を教えて欲しいという質問を頂きました。

Javaソースコード1ラインあたり千円と試算するそうで(要件定義、ビルド、テスト等を含む)、Pentaho相当のソフトを自社開発すると約40億円ということになるようです。

しかしこれは"ソフトウェア作成を請け負うビジネスを実施する側の思考"です。
BIシステムでは、TCO/ROIを理由に稟議が通らないケースが散見されます。

ユーザー企業の視点に立てば、機能や信頼性・サポートが同等であれば、ソフトウェアは安価なほどよいのは当然ですが、BIでは"ビジネス判断に必要な指標が速やかに得られることによるメリットにいくらかけることができるか" というところから予算を組み、RFPを出すのがよいと思います。

ご参考:
下のスクリーンショットはReporting部分のコードライン数で、Pentaho全体では約400万行になります。(コメント行を含む、サーバーサイドJavaコードがメイン)
line.jpg

★Have a nice Pentaho day★
KSK Analytics Pentaho Team

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