2014年4月アーカイブ

サポートサイトにFAQ

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4月も終盤になり、東京近郊ではハナミズキやツツジが綺麗に咲いています。

さて、弊社では取扱い4製品(Pentaho,Infobright,Jedox,RapidMiner)の体験版を利用される方を主な対象として、サポートサイトにてFAQの提供を開始致しました。

登録やログイン不要で参照できますので、よろしければこちらをクリックしてご一読下さい。

エンタープライズ版をご契約いただいた方にはログインIDが発行され、このサポートシステム(zendesk)をご利用いただけるようになります。

PentahoEnterpriseEdition45日体験版(無料、試用期限がある以外は製品版と同じ機能)はこちらからお申込み下さい。

★Have a nice Business Intelligence day★
KSK Analytics Pentaho Team
快適な気温と湿度で気持ち良い季節がやってきました。

Pentahoの操作も気持ちよく行いたいものです。
OLAP(多次元分析)ではドリルダウン、ドリルアップ、ドリルスルーという操作が可能ですので
ドリルスルーの設定について操作方法を見てみましょう。

まず作成したレポートの"レポートオプション"ボタンをクリックします。


次にポップアップ画面が出てきますので、ドリルスルーの部分にチェックを入れます。
drillthrogh2.jpg

数値セルに下線がつきますので、クリックすると明細が表示されます。
drillthrogh3.jpg

簡単ですが、本日は以上です。
★Enjoy your Pentaho operation★
KSK Analytics Pentaho Team

Pentahoデータブレンディング

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Pentahoのバージョン5がリリースされてから書こうと思っていて、すっかり時間が立ってしまいましたが、今日の話題はデータブレンディングです。
一応、Pentaho5(PDI)のHighlightだったと思っています。
昨年実施したPentahoロードショーでもちょっとだけ触れました。

まずは、データブレンディングのイメージを表している図をご覧ください。
JustInTimeBlending.PNG

Pentahoデータブレンディングのことを、誤解を恐れず簡単にいうと、PDIを使用していろいろなデータソースを集めて、加工して、提供する」というものです。
それではいままでのPDI(ETL)の用途としてなんら変わっていないではないかと思う方もいると思いますが、通常のETLとデータブレンディングでの違いが2つあります。
それは、「ロードしないこと」と、「リアルタイムに」というところです。
もう少し細かく。

①ロードしない
まず、ロードしないというのは、"ETL"の"L"の部分をあえてやらないいうことを指します。
通常のETL処理では、抽出(Extract)→変換(Transform)→データロード(Load)を行うため、抽出・変換を行ったデータはDWHにロードします。
そして、ロードしたデータをBIから使用するという考え方です。
データブレンディングでは、どこかにロードするということをしません。データを抽出し、変換した結果を要求元へダイレクトに返却します。
さらに返却されるデータは仮想的にテーブル構造を持ちますので、EとTの結果に対しSQLのようなクエリが発行可能です。

②リアルタイム
ロードしないことで可能になるのがリアルタイム性です。
図の中にも「Just in time blending」と記載されていますが、EとTの結果をDWHへロードしないため、問合せのタイミングでの最新データが取得可能となります。
これにより、常にリアルタイムな状況を確認できることになります。
ただし、図の中でも書いてありますが、パフォーマンスのためにEDWやMongo等のNoSQLにストアされているデータを使用する場合もあります。
リアルタイム性とパフォーマンスはトレードオフでもあるので、ここはケースによっていろいろなパターンが考えられると思います。


前置きが長くなってしまいました、設定方法も簡単にですがご紹介しておきます。
データブレンディングのために使用される機能は、「KettleJDBC」と「DataService」です。またPDIの処理はDIサーバ上で処理されます。

KettleJDBCは以前からも存在している機能で、Transformation内の特定ステップのデータを取得するためのJDBCドライバです。
DataServiceはPentaho5から追加された、特定ステップ上のデータで仮想的なテーブルを提供する機能です。

①まず、簡単なTransformationを作成します。今回はDataGridでデータを作成するだけにしました。datablending1.png

②次にDataServiceを作成します。
Transformationプロパティ内のDataServiceタブから設定します。
datablending2.png

DataService設定後、「Result」アイコンの右上にテーブルを表すアイコンが追加されます。
datablending3.png

また、DataServiceを作成すると、「.pentaho/metastore/metastore/pentaho/Kettle Data Service/配下に、<DataService名>.xmlファイルが作成されますので、こちらもご確認ください。

③DIサーバを起動してDataServiceを使用可能な状態にします。
DIサーバへログイン後、pentaho-di/kettle/listServicesへアクセスして、今回追加したDataServiceが表示されれば使用可能な状態です。
datablending4.png

④DataServiceの動作確認を行います。
DataServiceへアクセス出来るかの確認を今回はPDIのTableInputステップで行います。
まず、TableInputステップでDataServiceに対するコネクションを作成します。
datablending5.png

※設定※
ホスト名→DIサーバのホスト名
データベース名→kettle?webappname=pentaho-di
ポート番号→DIサーバのポート番号
ユーザ名→DIサーバへのログイン名
パスワード→ユーザに対するパスワード

コネクション作成後は、通常のTableの操作の様にクエリを発行すると、値が取得できます。
このとき、DIサーバ上ではTransformationが実行されています。datablending6.png

また、groupbyなども使用可能です。
datablending7.png


このように、PDI(ETL)でロードしたデータを取得するのではなく、PDI(ETL)にアクセスしてデータを取得することが可能です。

本機能は、出たばかりの機能でもあることから、まだまだこれからという感じが個人的にはしておりますが、今後さらに発展していくとは間違いないでしょう。
また、使用していくにつれ、いろいろな活用余地が発見されていくと考えております。
興味のある方は、ぜひ一度お試しください。
事例や活用アイデアなどはまた本ブログにて共有させていただきますので、しばしお待ちいただければ幸いです。

それでは、今日のところは以上です。

★Have a nice open source day★
KSK Analytics Pentaho Team
今日は定型レポートのチャートのお話です。

定型レポートで表示されるチャートはJFreeChartを使用しております。
JFreeChartの説明はWikipediaから引用させていただきます。

「JFreeChart は、Javaで記述されたフリーのグラフライブラリである。各種統計図表や関数のグラフを描くことができる。ライセンス形態は LGPL が使用されており、商業アプリケーションへの組み込みも可能である。」

ということで、定型レポートのチャートを表示するためにPentahoにもJFreeChartが組み込まれております。
JFreeChartは結構細かくチャートの設定が可能なのですが、残念ながら定型レポートを作成するレポートデザイナーが用意しているチャートオプションはそれら全てをカバーしておりません。
行いたいチャートの設定がオプションにない、そのような場合はチャートのスクリプティングで対応が可能です。

レポートデザイナーのチャート編集画面です。
chartscripting1.png
オレンジの枠で囲ったところがスクリプティングの設定で、それより上の箇所がレポートデザイナー側でオプションとして対応しているものです。

スクリプトの設定は以下の手順を踏みます。
①Script Languageを選択します(ここではbeanshell)
②Script内にスクリプトを書いていきます(Value欄をクリックすると右端にアイコンが出るのでクリック)
JFreeChartのJavaDocを見ながらスクリプトを書いていきます。

実際のスクリプト例は以下の様な感じです。
chartscripting2.png

ここではBar Lineチャートを使って、以下の様な対応をしています。
①チャートタイトルを左寄せ(オプションでは中央表示のみ)
②ラインチャート側の値をチャート上に表示(オプションではバーチャートのみ表示可能)
③チャートを見やすくするため、値のフォントやカラー、表示位置を調整(オプションでは細かくは不可)

すると、以下のようなチャートを表示することが可能になります。
chartscripting3.png

更に、サポートの範囲外になる恐れもありますが、JFreeChartでは対応できないようなチャートに関してもJFreeChart側を改修することで可能になることもありますので、定型レポートのチャート機能にいまいち物足りなさを感じている方は、一度お試しいただければと思います。

また、定型レポートのチャートスクリプティングに関しては、弊社で対応した経験もございますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

今日のところは以上です。

★Have a nice open source day★
KSK Analytics Pentaho Team
今日は、Mondrianのセキュリティ制御のデフォルト以外の設定方法について書きたいと思います。

Mondrianのセキュリティ制御の設定はお馴染みのやつです。こんなのですね。
mondrian_mapping1.png

ご存知のとおり、Workbenchでロールがどのキューブ、ディメンション、データにアクセスできるのかを定義する必要があります(上の画像の射的の的みたいなやつです)。

デフォルトですと、One-to-One-Mapping設定というものになっています。

この設定の場合は、BIサーバで管理しているロール名でスキーマ定義内のロール設定を定義していく必要があります。
名前どおり1対1でロールを設定してくいため、BIサーバのロール変更によって、スキーマ定義側の変更が必要になる可能性が高いです。

上記のような状況を少々改善するもう一つの設定方法として、「SampleLookupMapping」というものがあります。
この設定の場合は、BIサーバで管理しているロールとスキーマ定義内のロールの間で、一度マッピングを行うことができ、デフォルト設定よりも変更によるコストを低減することが可能となっています。

設定方法としては、biserver-ee\pentaho-solutions\system\pentahoObjects.spring.xml にて、以下のように行います。
mondrian_mapping2.png
①One-To-Oneマッピングをコメントアウトして、SampleLookupマッピングのコメントを外します。
②entryにて、BIサーバのロール名とスキーマ定義側のロール名をマッピングします。
keyがBIサーバ側、valueがスキーマ定義側です。
③BIサーバを再起動します。

ここの例ですと、BIサーバにceoロールを持つユーザでログインした場合は、スキーマ定義側ではM_CEOロールで制御が行われるイメージです。

使用方法が分からない場合などは、お気軽にご相談ください。

今日のところは以上です。

★Have a nice open source day★
KSK Analytics Pentaho Team

FAQ:よくあるご質問

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本日東京の最高気温は24度の予想、とても気持ちのよい季節になりました。

Pentahoエンタープライズ版でお問い合わせの多いいくつかのご質問の回答を記述しましたので、よろしければご参照下さい。

Q:
Pentahoは多言語対応していますか?
具体的な対応言語を教えて下さい。

A:
Pentahoは多言語対応(UTF-8)のアーキテクチャです。Pentaho5.0ユーザーコンソール(エンドユーザーが利用する画面)では英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、日本語の切り替えができます。ETLの設計画面(Spoon)では上記に加え中国語、韓国語、ノルウェー語が選択できます。誰でもが追加・更新できる構造となっており、方法がネットで一般公開されています。

lang.jpg

Q:
シングルサインオン(SSO)を行う事はできますでしょうか?
A:
SSOは各種製品がありインプリも様々ですが、Pentahoがマニュアルに記載しているのはCASです。
OpenAMなどご要望がありましたら個別にご相談下さい。

Q:
監査の機能はありますか?ある場合、どの程度のレベルまでとれますか?
A:
標準機能で実装しています。
ユーザー毎、コンポーネント毎、セッション毎にログがとれ、Pentaho自身のレポート機能で参照できます。監査ログを多くとる場合はオーバーヘッドがかかりますので、運用面で注意が必要です。
PentahoAudit2.jpgのサムネール画像


Q:
アクセス制限はどのようなものがありますか?
A:
キューブ、フォルダ、レポートなどに、ロール、ユーザー単位で設定が可能です。
userconsole-security.jpg
Q:
ライセンスキーはどのような仕組みですか?
A:
ご契約期間ソフトウェアが有効となるファイルを適用する仕組みです。以下ご参照下さい。
http://www.pentaho-partner.jp/blog/2014/02/pentaho50-5.html

Q:
バージョンアップは上書きインストールで可能ですか?
A:
基本的には上書きインストールでバージョンアップが可能なソフトウェア構成です。バージョンによってマイグレーションツールや注意事項が付属する場合もあり、個別お問い合わせにサポート対応致します。

他にも順次追加していければと思いますが、本日は以上です。
★Have a good day in spring★
KSK Analytics Pentaho Team

オープンソースBI勉強会 #5

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毎月実施されている勉強会のご紹介です。

atnd.jpg

今回はMongoDB勉強会とのコラボレーションが実現!
MongoDB+Pentahoをハンズオン体験できるチャンスです。

活発なユーザーコミュニティとエンタープライズビジネスはオープンソース系ソフトウェアの広がりをドライブする両輪となります。
コンビネーションよく成長著しい2製品のトレンドウォッチ、技術職のスキルアップにも最適かと思います。
よろしければぜひ以下ご参照下さい。
http://atnd.org/events/49706


★Join and enjoy Pentaho Community★
KSK Analytics Pentaho Team

書籍のご紹介

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本日発売の書籍をご紹介します。

データ分析が支えるスマホゲーム開発 ~ユーザー動向から見えてくるアプリケーションの姿~ 

book20140411.jpg
Pentahoに相応のページを割いており、活用事例として参考になるかと思います。

以下紹介文より。
何十万・何百万の人間がネットワークを介してゲームをプレイし、
オンラインで課金していく巨大なゲームシステム。そこから得られ
る膨大なユーザー動向データは貴重な資産です。データの分析とそ
の活用は、コンテンツの質を維持・向上するために必要不可欠なプ
ロセスです。ゲームのみならず、あらゆるサービスにおいてデータ
分析は必須のものといえます。必要な基盤を構築し、即座にフィー
ドバックできるシステムを整えていくことが、激しい競争下のこの
業界を勝ち抜いていくための武器となるでしょう。

本書は、KLab株式会社のデータ分析チームが実際に現場で培ってき
た技術・手法を丁寧に解説する一冊です。

ゲーム業界はビックデータ活用での先進例が多く、他の業種でもヒントになるかもしれません。
★Have a nice book reading experience★
KSK Analytics Pentaho Team

Pentaho ユーザーパスワード変更

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東京ではあっという間に桜が咲いて、もう散っているところも多いですネ。はっきりとした四季の変化が日本人のすばらしい感性と文化を育んでいると思います。

さて、Pentahoの標準インストール環境ではログインユーザーは自分でパスワードを変更できないちょっと残念な仕様です。大規模展開ではLDAPやActiveDirectoryを使いますし、小規模では管理者にまかせるのもよい方法ですが、やはり自分で変えたいという要望もありました。
そんなニーズに対応すべくMarketPlaceにアドインがリリースされています。

社外インターネット接続環境にて、MarketPlaceの一覧からChange Passwordを選択し、インストールを実施します。
(エンタープライズ版ではMarketPlace自身がアドインですので事前にこちらの手順で追加します
またCDF, CDA, CDE, CGGも追加する必要があります)
marketplace1.jpg


BAサーバーを再起動し、ユーザーコンソールにログインすると、ファイルメニューにChange Passwordが追加されています。
marketplace2.png

パスワード変更画面が表示されます。
marketplace3.jpg

このように、世界中のBI好きなエンジニアが機能拡張できるのがオープンソース系であるPentahoの大きな特徴です。腕に自信のある方は、アドインを作成されてはいかがでしょうか?

MarketPlace自身も以下でソースコードが公開されています。
https://github.com/pentaho/marketplace

★Have a nice Open Source Day★
KSK Analytics Pentaho Team

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