2018年4月アーカイブ

レポートデザイナーのManual Linkingを使用したハイパーリンクの方法をご紹介します。

まず、ハイパーリンクを設定したいオブジェクトを選択し、
右クリックから「ハイパーリンク」を選択します。

「位置:」には「Manual Linking」を選択します。
Manual Linkingではリンク、タイトル、ウィンドウに対して、固定値、あるいはフォーミュラを使用した可変値を設定できます。

ここでは、リンクに対してフォーミュラを使用し環境変数やパラメータ変数をPathに使用してみます。

■環境変数を使用する
環境変数として「pentahoBaseURL」があります。
こちらを使用することで、ベースURLにおいて、パブリッシュ先のサーバとレポートとの間の依存関係をなくすことができます。

例えば、以下のようなパスのレポートへのリンクがあるとします。
http://localhost:8080/pentaho/api/repos/home/admin/sample.prpt/viewer

この場合、デフォルトのベースURLは「http://localhost:8080/pentaho/」のため、

=["env::pentahoBaseURL"] & "api/repos/:home:admin:sample.prpt/viewer"

というように表記できます。

なお、pentahoBaseURLの変更方法については、以下の通りです。
ツールまたはサーバを停止し、下記のファイルを編集後、再起動します。

レポート側のBaseURL
場所:design-tools\report-designer\resources
ファイル:classic-engine.properties
定義箇所:org.pentaho.reporting.engine.classic.core.environment.pentahoBaseURL
 =http://localhost:8080/pentaho/

サーバー側のBaseURL
場所:server\pentaho-server\pentaho-solutions\system
ファイル:server.properties
定義箇所:fully-qualified-server-url=http://localhost:8080/pentaho/

■リンク先にパラメータを渡す

リンク先のレポートがパラメータを要求する場合は、URLにそのパラメータを追記します。
遷移元のパラメータ「AAA」と「BBB」を、遷移先のパラメータ「pAAA」と「pBBB」に渡す場合は次のようなフォーミュラになります。

=OPENINMANTLETAB(CONCATENATE(["env::pentahoBaseURL"] & "api/repos/:home:admin:sample.prpt/viewer?output-type=text/html"; "&pAAA=";TEXT([AAA]);"&pBBB=";TEXT([BBB]););"Link Report")


■Pathの一部を変数にする
Pentaho社より提供されている機能として、Pathに変数を扱える唯一方法は環境変数の「pentahoBaseURL」を使用することですが、次のような方法でPathの一部を変数にすることもできます。

=OPENINMANTLETAB(CONCATENATE(["env::pentahoBaseURL"] & ["pURL"] & "sample_JP.prpt/viewer?output-type=text/html";);"Link Report")

ここでは、「api/repos/:home:admin:」を変数「pURL」とし、
レポートに下記の"隠しパラメータ"を作成することで変数の値を設定しています。

名前:pURL
値形式:String
デフォルト値:api/repos/:home:admin:
プロンプトの表示:隠す

このようにManual Linkingを使用することで、Pathの一部を変数にすることができます。

表の段違い表示を防ぐ方法

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レポートデザイナーで表を作成すると次のように行高さが段違いになることがあります。
データの長さなどに差があるとこのように表示されます。

18040102.PNG

このように表示されるのは、以下のように「height」を固定の20にしているためです。

18040101.PNG

行の高さを段違いにしないためには、この「height」を%で指定します。
ここでは100%に設定してみます。

18040103.PNG

すると、段違いであった行が綺麗に揃うようになります。

18040104.PNG

レポートウィザードを使用してレポートを自動で作成した場合でも、
このように「height」は%で指定されています。
他のスタイルや属性の設定方法の参考にもなりますので
レポートウィザードでレポート出力して確認してみるのもおススメです。



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