オープンソースBIのPentaho(ペンタホ)ブログでタグ「GitHub」が付けられているもの

9月が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、夏休み自由研究編も今回が最後となります。
今回は、ビルドの際の補足事項をお伝えしていきます。

◇swt.jarファイル
Windowsの場合、
32bit環境:win32\swt.jar
64bit環境:win64\swt.jar
を、それぞれ設定します。

◇Run設定
Working directoryは「[path]\pentaho-kettle-5.4.0.3\assembly\package-res」を選択します。

◇画像ファイル
うまく設定する方法が別にありそうですが、上記のWorking directoryと別に、アイコンなどの画像ファイルを読み込む際に、「[path]\pentaho-kettle-5.4.0.3\ui\bin」がカレントディレクトリに設定されているようです。そこで、必要な画像ファイルをこのbinディレクトリにコピーします。

[path]\pentaho-kettle-5.4.0.3\assembly\package-res\ui\images

[path]\pentaho-kettle-5.4.0.3\ui\bin\
の配下にコピーします。


以上の設定で、私の手元の環境では、PDIが無事起動しました。



わかりづらい点、不明な点がありましたら、Pentahoフォーラムの日本語のスレッドでご質問いただけたら、可能な範囲で対応させていただきます。
http://forums.pentaho.com/forumdisplay.php?86

それでは皆様も、PDIのビルドをぜひぜひお試しください。


前回はビルドツールantを利用してビルドする方法をご紹介しました。
今回は、IDEを使ってビルドする方法をご紹介します。

IDEは、IntelliJ IDEAのCommunity Editionを利用します。
Eclipseも使えますが、今回はよりデバッグがしやすいと思われる、IntelliJ IDEAを使っていきます。

まずはダウンロードから。
https://www.jetbrains.com/idea/


「Get IntelliJ IDEA Now」のボタンをクリックしてダウンロードのページに移動し、
「Download Community」をクリックします。
使用しているOSに合わせて、ソフトウェアがダウンロードされます。

今回はWindows上で作業を行っていきます。
ダウンロードした「ideaIC-14.1.4.exe」をダブルクリックして、インストールを実行してください。インストール終了後、IntelliJを起動します。
image004.png


Pentahoの開発では、ライブラリの依存関係を管理するツールとして、Apache Ivyが使われています。IntelliJでもプラグインが用意されています。

https://plugins.jetbrains.com/plugin/3612
こちらのサイトから、バージョン 1.0.11をダウンロードしておきます。


IntelliJから、IvyIDEAプラグインをインストールします。
「Install plugin from disk」のボタンをクリックして、指示に従います。
IntelliJの再起動が必要です。


今回も、GitHubのサイトからソースコードをダウンロードします。
https://github.com/pentaho/pentaho-kettle
で、ブランチを最新リリースの「5.4.0.3」に変更して、画面右側の「Download ZIP」でダウンロードして、解凍します。(ソースコード管理が無い状態のフォルダができます)

ソースコードの中に「kettle.ipr」という、IntelliJ用のプロジェクトファイルが同梱されていますので、これをIntelliJから開きます。(ダブルクリックしても開けるかと思います)

私の環境ですと、Project SDKの設定が必要でした。


画面上に下記のメッセージが表示されているので、
Frameworks detected: IvyIDEA framework is detected in the project Configure

「Configure」のリンクをクリックすると、IvyIDEAの設定画面になります。
自動的に基本の設定が行われているので、OKボタンをクリックします。

続いて、各プロジェクトで追加の設定を行います。
      - settings (ivysettings.xml)
      - Properties (build.properties)

続いて、モジュールの依存関係の設定を追加します。
   Engine-> Core
   DB Dialog -> Engine, Core
   UI -> DB Dialog, Engine, Core

メニューから [Tools]-[IvyIDEA]-[Resolve for all modules] を選択して依存関係の解決をします。(※かなり時間がかかります)
無事リゾルブが終わったら、プロジェクトのビルドを行います。

メニューから [Build]-[Make Project]を選択します。
これも無事に終了したら、いよいよビルドしたソフトウェアを実行してみます。

まず、[Run]-[Edit Configurations] を選択して、Run設定を追加します。
下記の内容で、Run設定を追加します。

Runします。
下記のエラーになります。


swt.jarを依存関係に追加します。

ユーザのホームディレクトリにある、.ivy2フォルダを検索して、swtlibsファイルを見つけます。これを解凍してできるファイル、
swtlibs-4.3.2¥libswt¥win64¥swt.jar
を追加します。


再度、Runします。
PDIが起動しました。(実際はもう少し細かな設定が必要となります)



今回は以上になりますが、次回、ビルドに関する補足事項をご紹介したいと思います。
不明な点がありましたら、Pentahoフォーラムの日本語のスレッドでご質問いただけたら、
可能な範囲で対応させていただきます。
http://forums.pentaho.com/forumdisplay.php?86

それでは皆様もぜひぜひお試しください。

プログラマの皆さんであればGitHubをご存知かと思います。
GitHubを中心にソーシャルコーディングというムーブメントが起こっていますので簡単にご紹介致します。

ソーシャルコーディングはプログラムソースコードをクラウド上で共有して他者とコラボレーションしながらプログラム開発をするものです。
OSSやWeb系企業で昨年あたりから利用が広がり、実績を出しているようです。

旧来のOSS開発モデルに比べて以下のようなメリットがあります。

1. コミッターに負荷が集中してしまうことを避けられる
2. コード、モジュールが分岐分散してしまうことを避けつつ、独自ブランチも持てる
3.より多くの人が参加しやすい

Pentahoも5.0からGitHubを利用しており、現時点で278のリポジトリがあります。
githubpentaho.jpg

GitHubを利用しないソフトウェア開発は時代遅れになると言う人がいるほど、画期的なモデルです。(社内限定などクローズドな環境での利用も可能です)

またソフトウェア開発だけでなく、書籍や音楽などの著作物にも適用できる考え方です。
Pentahoに更なるイノベーションを起こすポテンシャルがあるため、ご紹介させて頂きました。

★Have a nice open source day★
KSK Analytics Pentaho Team

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